【風の谷のナウシカ】トルメキアの国旗や紋章の意味について解説!

【風の谷のナウシカ】トルメキアの国旗や紋章の意味について解説!

「風の谷のナウシカ」は1984年に公開された、宮崎駿監督第2作目となるアニメーション映画です。

 

作中では「トルメキア」という軍事国家が登場しましたが、その国旗や紋章はかなり独特なものであり、非常に気になりました。

 

そこでこの記事では、「トルメキアの国旗や紋章の意味は何?」という疑問に対し、調査を行って解説していきます。

 

ア二メ映画を見るだけだと分かりませんが「ある深い意味」があるんですね~!

 

 

それでは、最後までゆっくりとご覧ください。

 

目次

トルメキアの国旗とは?

 

アニメ版の作中では黒字に赤の双頭の蛇と中央に剣が描かれた、かなり強そうな国旗が印象的でした。

 

「暗闇のなかで真っ赤な血に染まった蛇」というイメージで、ユパの言う「はるか西方の強大な軍事国家」という説明がしっくりきました。

 

トルメキアとはアニメ映画及び漫画「風の谷のナウシカ」に登場する国家のことです。

王政を布き、強大な軍事力を有する国家で、ルネサンス期のヨーロッパを彷彿とさせる雰囲気でう。中心地は王都トラス。

 

アニメ版では「トルメキア帝国」 漫画では「トルメキア王国」となっています。

漫画版では、トルメキアと風の谷は、一種の軍事同盟を結んだ君臣関係にあり、風の谷はトルメキアに属する辺境自治領という扱いとなっています。

 

映画版では風の谷など辺境諸国との同盟関係は存在せず、トルメキアと風の谷は特になんの関わりもありません。風の谷へ突如武力侵攻を行った敵国という設定になっています。

トルメキアが輸送に失敗し、谷に放置されていた巨神兵を回収、かつそれを利用して腐海と蟲を消滅させ、辺境を統合して統一国家を建設するというクシャナの野心の為に一方的に風の谷へと侵攻し、谷を占領したものとして描かれています。

 

紋章の意味とは?

「双頭の蛇」は、古くから続くトルメキアの王位争いの象徴として描かれています。

 

漫画原作ではトルメキアの「ヴ王」は、自身の血筋を「我が血は最も古く、しかして常に新しい」と称しているが、これはトルメキア王家の歴史はもっとも古くから伝わっているものの、その地位は常に簒奪(さんだつ)され続けてきたことを表してます。

 

クシャナの母である王妃は「正統なトルメキア王家の血を引くのはクシャナのみ」としており、「正統な王家の血を引いていない」3皇子はヴ王の連れ子ということになる。

 

漫画原作版では3皇子とクシャナの対立は激しく、クシャナの軍事力を削ぐために彼女を支隊で南進させ、本隊(第3軍)をわざと不利な戦線へ派遣したり、無謀な作戦を実行させたりしていました。

敵に情報を漏洩するなど兄弟同士の争いも描かれており、トルメキア王家の紋章である「互いに争う双頭の蛇」は、これらの王家代々の骨肉の争いを象徴していると皮肉られています。

まとめ

ここまでの内容で、「トルメキアの国旗や紋章の意味は何?」という疑問に対し、調査を行って解説していきます。

 

以下まとめです。

 

・トルメキア国旗は黒字に赤の双頭の蛇と中央に剣が描かれている。

・紋章の意味は「双頭の蛇」

・双頭の蛇は王家代々の骨肉の争いを象徴していると皮肉られている。

 

裏にあった歴史設定が分かると、クシャナやクロトワ、兵士達の気持ちなども少しちがった視点でみられるのではないでしょうか?

 

細かい設定や、ディテールなどすごくこだわって作画しているのが風の谷のナウシカの魅力ですよね。

 

またこちらの記事も参考にされて下さい。

 

 

監督やスタッフさんの努力がすごいことが伝わってきます。

 

もう一回、集中して觀たくなってきました笑

 

 

それでは、最後までご覧いただき誠にありがとうございます。

 

 

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