以前、富士製パンのようかんぱんをご紹介しました。
その際、富士製パンにはシュトーレンも販売しているとの情報を聞きつけたので一緒にお取り寄せすることに!
例年、リピーターが多く予約完売してしまうという富士製パンのシュトーレン、いったいどのようなものなのでしょうか?
富士製パンの詳細については、ようかんぱんの記事をチェックしてみてくださいね!
▼記事はこちら
https://panpak.jp/archives/8570
シュトーレンの予約受付は11月24日(金)からスタートして、筆者が予約した11月28日(火)時点ですでに411個もの予約があったそうです。(すごい……!)
富士製パンでは11月よりシュトーレンに使用するドライフルーツをラム酒に漬けこんでいくそうなのですが、全て手作業で製造しているので、焼き上げ後の工程も含めると、丸1日かけても150本程度つくるのが限界。他のパンを作る時間も確保しなくてはいけないので、手間も時間もかかるシュトーレンは製造できる数が決まっており、毎年予約分だけで完売してしまうのだとか。そのため店頭に並ぶことはないのです。
まさに幻のシュトーレン。期待も高まります……!
11月28日(火)に注文をして、12月20日(水)に到着。お店オリジナルのパッケージに入って届きました。
クリスマスバージョン
お年賀・お祝バージョン
パッケージはクリスマスバージョンとお年賀・お祝バージョンの2種類。これ、何が良いかってジッパーがついているんです! シュトーレンといえば、乾燥は厳禁。保存方法に悩まれている方も少なくないと思うのですが、こちらは内側にバリア性の高いフィルムが施してあり、上にジッパーがついているので乾燥を防ぎつつ、何度でも開け閉めが可能なのです。また、透明にくり抜かれた部分があるので、パッケージに入れたまま中の状態をチェックできるのもポイント。
かわいい外観のパッケージで保存が出来て、保存用の容器や袋を用意する必要がないのでとても便利ですね。
さて、それではさっそく実食にうつります! パウダーシュガーがたっぷりかかったシュトーレンは、まるで雪が積もっているようでキレイですね。
キレイな断面
まずは真ん中をカット。シュトーレンは端っこから食べるのではなく、真ん中からカットして、断面をくっつけると乾燥を防げるので最後までおいしく食べられることができますよ。
富士製パンのシュトーレンはラム酒に漬け込んだレーズン、オレンジピール、チェリー、レモンピール、パインが入っています。
カットしました
食べてみると、しっとりした生地とドライフルーツが“良い感じ”に口のなかで合わさります。
オレンジピールとレモンピールがほろ苦さと爽やかさを演出。ドライフルーツの甘酸っぱさなど、噛みしめるごとに口の中でさまざまな味が広がります。シュトーレン独特の外側のじゃりじゃりとした食感も楽しいです。
ドライフルーツがゴロゴロ
少し日を置いてから食べてみると、生地のしっとり感がアップ! 最初に食べたときよりもラム酒が香るようになり、奥深い大人な味わいに変化しています。
もう少し日が経つとどのような味わいになっていくのか楽しみです。クリスマスは終了しましたが、筆者は残りのシュトーレンを少しずつ楽しみたいと思います!
クリスマスまでに少しずつ食べるというイメージの強いシュトーレンですが、富士製パンでは出産祝い、引き出物などとしてシュトーレンを注文する方も多く、その際はオリジナルタグを用意してもらえるそうですよ!
12月、1月にお祝いごとがある方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか?
■店舗名:富士製パン株式会社
■Webサイト:http://www.youkanpan.com/top.html
■住所:〒416-0931 静岡県富士市蓼原1178-3
■電話番号:0545-51-2128
■FAX:0545-52-7913
■代表的な商品:ようかんぱん
■お店紹介
昭和10年創業。職人の手によって、ひとつひとつ手作業で丁寧に作られるパンは絶品。看板商品のようかんぱんは約60年にも渡って販売されており、富士市のご当地パンとして幅広い年齢層に愛され続けている。