日本の伝統的な甘味・あんこを使ったパンというと、あんぱんを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
今回ご紹介するパンは、食パンの中にあんこがた~っぷりと混ぜこまれた、トミーズのあん食。
あんこが好きな方には一度召し上がっていただきたい逸品です!
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トミーズはおいしいパン屋が集まる激戦区・神戸に4店舗を構える人気店です。
1977年に創業した同店には、ロールケーキやデニッシュローフなど、たくさんのロングセラー商品がありますが、今回ご紹介するあん食は、なんと1日1000本も販売されるという人気商品なのです。
その名前のとおり、あんこが入った食パンです。
でも、あんパンのようにパンの中にあんこが入っているわけではなく、食パンの中に混ぜこまれているのです。いわゆる“マーブル食パン”なのですが、トミーズのあん食はなんといってもあんこの量が桁違いなのです。
パンの後ろにあるのはお店の袋
あん食はトミーズのwebサイトから直接お取り寄せすることができます。
どうやら、焼き上げたパンを冷ましてから袋詰めするため、当日出荷は行っていないよう。筆者の場合はお盆に注文したので、自宅に届いたのは注文日から9日後でした! (本来はもっと早く届くようです)
常温便で注文し、賞味期限は到着の2日後だったので、日持ちに関してはスーパーで売られているパンと同じくらいでしょうか。
梱包は小さめのダンボール箱で、中には袋に入ったあん食と、納品書、おすすめの食べ方を書いた紙、人気商品の写真と品名が載った紙が入っていました。ここで嬉しいなと思ったのが、お店の袋も入っていたこと。手土産に持っていきたいときなどに便利ですね!
そして、いよいよ箱からあん食を取り出すと……重い! パン1.5斤ってこんなに重かったっけ? 500mlペットボトル1本どころか、1リットルパックの牛乳くらい重い!
いったい何グラムあるのだろう、とキッチンスケールに載せてみると……
936g!
なんと936グラム! 1リットルの牛乳とほぼ同じ重さです。
それだけあんこがつまっているということでしょうか。
これは期待も高まります……!
あん食の食べ方についての丁寧な説明書つき
あん食と同封されてきたお店のおすすめ情報によると、「180度に予熱したトースターで軽く焼いて」食べることだったので、そのとおりに焼いて……みたつもりが、きれいなきつね色になりました。
もしかして、ちょっと焼きすぎた?
でもカリッと焼けているのに、見た感じだとあんこはしっとりしています! 食べる前から絶品の予感。
それではさっそくいただきます!
見よ!このあんこ!
かじりついた瞬間にビックリしたのは中のふんわり感。焼いたのは最初の1枚(端っこ)だった上に、少し焼きすぎてしまったので「中も硬くなってしまったかな……? 」と思っていたのですが、フワフワでした!
生クリームが入った食パンは生地自体も甘くて、マーブル模様のパンにありがちな「色のついていない部分は物足りない」ということはありません。あんこに到達したときは何とも言えない幸福感が襲ってきます。これはあんこ好きにはたまらないのではないでしょうか!
7分の1くらいの厚みに切ったので、それなりの量でしたが、おいしくてすぐ食べきってしまいました。
あん食はコーヒーとも合いますがオススメは牛乳!
食パンに粒あんが混ざっているということで、食べる前は「小倉トースト」や「あんパン」を想像していたのですが、あん食はそこまで粒あんが主張していない感じ。
砂糖だけではなく生クリームの甘みが感じられる生地と、甘い粒あんのバランスが絶妙です。これはコーヒーじゃなくて、牛乳の方が合う味です。(筆者的には)
焼いたあとに一部、バターも塗ってみましたが、これは間違いない! バターの塩分と粒あんの甘さの調和がいい! たっぷり塗ると幸せな気分になれます。ミルク風味の生地ともよく合うので、ぜひ試していただみてくださいね!
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■店舗名:トミーズ
■ホームページ:https://www.tommys-kobe.com/
■住所:兵庫県神戸市東灘区魚崎南町4-2-46
■電話番号:078-451-7633
■代表的な商品:あん食、上食パン、ロールケーキなど
■お店紹介
親しみやすさとこだわりの材料で作られたパンが人気のパン店。現在神戸市内に4店舗を展開している。看板商品である「あん食」は「食パンにあんこを入れてほしい」というひとりのお客の要望をきっかけに1990年ごろに完成した。2007年に商標登録。
福原麻実
主に地域情報などを執筆している神奈川在住のフリーライター。欠かせないものはパンと糀から作られる甘酒、そしてカフェイン。フィルムカメラと幼児向け番組を愛する主婦。
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