食パンと言うと、こんがりきつね色に焼きあがった耳とふわふわの白い中身を思い浮かべますよね。
ですが、真っ黒な見た目の食パンがあるのをご存知でしたか? リンデンバウムの「天然酵母竹炭食パン」は、見た目が真っ黒なのです! 写真だけ見ると「えっ、焦げちゃったの?? 」って言いたくなりますよね。でもこれは焦げているわけではないんです。黒さの秘密は”竹炭”。
竹炭が練り込まれていることによって黒くなっているんですね。いったいどんな味なんでしょうか?
今回、竹炭食パンをお取り寄せするのは、横浜市にあるパン屋・リンデンバウムです。
リンデンバウムでは、食べる人のことを考えて自家製天然酵母を使い、無添加にこだわったパンを作り続けています。リンデンバウムの天然酵母は、有機栽培のぶどうを主体に柿やりんご、みかん、あんずなど、季節の果物からできていて、30年間生き続けてきたものなんだとか。
イーストフードや乳化剤を使わないため、安心・安全。それに、卵や砂糖、牛乳、バターも使用していないので、低カロリーなのもうれしいですね。ちょっと体重が気になっているという人にも、オススメなのではないでしょうか。
そして、特筆すべきこの黒さの原因は竹炭。竹炭が入っていることで、トイレに行ったときの匂いも気にならなくなるのだとか……! サイトにはデトックス効果があると書かれています。
まず、ホームページにアクセスします。その際、「リンデンバウム」とだけを入力するといろんなお店がヒットするので、「リンデンバウム パン」と入力しましょう。
購入方法は、代引きと銀行振込の2種類から選べます。手数料や時期、配送地域によって配送料金が異なりますので、その点の確認もした方が良いかもしれませんね。一週間以降なら日にち、時間指定も可能です。筆者の場合、今回は日にち指定なしで注文してみました。すると、3日後には到着しました。早く食べたい人は、指定なしで注文したほうが早く着くかもしれませんね。
というわけで、やってきた箱を開けてみると……。
「竹炭食パン以外にも何か入ってる……?」
なんと、注文時には紙袋指定等の選択ボタンはなかったのですが、紙袋、商品説明のチラシ、請求書、そして、うれしいことにおまけのパンとラスク2袋、手書きの手紙が同梱されていました。やさしい心遣いとサービス精神に感激‼
開封する前にふと原材料を見てみてみると、
シンプルな原材料でとってもヘルシー
竹炭もしっかり記載してありました。「本当に竹炭が入ってるんだなぁ」と不思議な気持ちになりながらいざ開封。
ビニール袋を開けてよ~く匂いをかいでみると、一般的な食パンと同じ香り。「やっぱり竹炭の香りがするのかな? 」と思っていたのでこれは意外でした。
持ってみると一般的な食パンに比べ、ずっしりとした重さを感じます。袋から出してナイフを入れてみると、やはり天然酵母パンにありがちながっちりとした質感がありました。
試しに一口そのまま食べてみると、特に竹炭を思わせる香りはありません。口の中でよ~くかみしめてみると、最後のほうで少しだけ竹炭らしき歯ざわりがあるような気もしましたが、意識しなければ、普通の食パンと同じような食感です。
味の方はというと、卵やバターなどが入っていないため、とてもシンプルな味。果物から作られた自家製天然酵母でできているせいか、ほんのりした甘味があります。また、柔らかさを保たせるための添加物・乳化剤も使用されていないので、表面が乾きやすいのも特徴です。ハードな見た目とは異なり、さっぱりとした軽やかなおいしさは、いろんなアレンジメントができそうです。
クリーミーな具材との相性がピッタリ!
リンデンバウムの「低カロリー天然酵母竹炭食パン」は、見た目のインパクトとは裏腹に、ヘルシーでシンプルな味わいでした。
筆者的には、薄めにスライスしてサンドイッチにするか、そのまま食べるのがおすすめです。また、焼いて食べる場合は、具などをのせて軽~く焼くとカリッとした食感が味わえて、これもまた乙なものです。ただ、本当に黒に近い色のパン生地のため、焼いても全くと言っていいほど色が変わりません。なので焦げには注意が必要です。
竹炭による健康効果は(あまり大きな声で言いたくありませんが、筆者の場合、確かにトイレの様子が違うような……)すぐに実感できるとは限りませんが、「ぜひ味わってみたい!」という方は、この機会にお取り寄せしてみるのはいかがですか?
■店舗名:こだわりパンの店 リンデンバウム
■ホームページ:http://www.lindenbaum.jp/
■住所:神奈川県横浜市鶴見区上末吉5-3-22
■電話番号:045-583-3858
■メールアドレス:info@lindenbaum.jp
■代表的な商品:低カロリー天然酵母竹炭食パン、
■お店紹介
ドイツのパンの作り方を本格的に学んだオーナーが作るパンはやさしい味。「健康は毎日の食べ物から」をモットーに天然酵母にこだわり、食べる人のためのパン作りに励む。店名は自然味にあふれ、心にも体にもやさしいイメージをと付けられた。
後藤 玲
フリーランサー。医療系をはじめインタビュー取材など、さまざまなジャンルの執筆に携わる。世界中のおいしいものを、食べて、周って、レポートするのも夢。