今回ご紹介するコンビニパンは、各店舗で販売されている蒸しパンです。(蒸しパンの別記事はこちら→https://panpak.jp/archives/5759)
中に具材は入っているものは少ないにしろ、お腹にたまりやすくもあるそのボリュームを目当てに、手にとる方も多いのではないでしょうか?
その蒸しパンですが、実は冷凍すると“ケーキ”になり、しかも元の状態と比べると美味しさが数段増すというウワサがあることをご存知でしょうか。
まことしやかな噂ではありますが、実際に食べてみないとその真実はわかりません。
早速コンビニから買ってきて、検証をしてみました。
さてその肝心の作り方ですが、本当に……
なんとそれ以外、何もありません! 単純に袋のまま冷凍庫に入れ、半日から一日ほどおくだけということなのです。
少し補足をしておくと、カチカチな冷凍状態よりも食べる30分位前に冷蔵庫に移動させ、半解凍状態で食べる方が美味しいとのこと。
それでは早速試してみましょう!
まずは、コンビニ蒸しパン界の王様『北海道チーズ蒸しケーキ』を見てみましょう。
ってあれ?
まさかの、『北海道チーズ蒸しケーキ』が2つ。
みなさんのイメージするものは、北海道の模様が目印の山崎製パンのものかと思うのですが、セブンイレブンから発売中のものも、名前が『北海道チーズ蒸しケーキ』なんです。これにはびっくり。
(怒られたりしないのかな?)
気をとり直して……
山崎製パンの『北海道チーズ蒸しケーキ』から食べてみましょう。
凍ったチーズ蒸しパンは、従来のフワフワ感が一切なくなります(凍っているので当たり前ですが…)
とはいえ、包丁で切れるくらいの固さ。
そしていざ実食してみると、ドカンとチーズの甘さが口の中に広がりました。
もちろん、従来のものもチーズの風味は広がるのですが、それに比べるとベタベタした感じがなくなり、美味しさが濃縮されているようにも思えます。とっても美味しい!
初の、山崎製パンではない『北海道チーズ蒸しケーキ』。
まさか初めてが凍ったままだとは思いもしませんでした。
こちらも先ほどのものと同様、包丁で切れるアイスぐらいの硬さ。
こう写真でみると、本物のチーズケーキっぽいですね。
気になるお味は、山崎製パンと比べると若干チーズの濃厚さが強いように思われます。
これにより、コンビニやスーパーなどで買うケーキよりも、ちゃんとしたケーキ屋さんで食べる、上品なチーズケーキのような味がします。
チーズケーキ好きの筆者としては、こっちの方がオススメかも…。
(しかもコストパフォーマンス◯)
最後は、スイートポテト蒸しパンを食べます。
チーズケーキに加え、スイートポテト好きの筆者としては期待が膨らむばかりです。
これまでの情報をまとめると、蒸しパンを凍らせると固くなるということ。そして甘みが増すということです。
ようするにスイートポテトにより一層近づくのでは…?
そう思って食べてみると…
ス、スイートポテトだ…!
これはびっくりするほどスイートポテトの味がします。マイナス温度で引き締められた蒸しパンが、まさかの“スイートポテト”を作り上げたのです。
そしてやわらかそうでちょっと硬いこの食感とひんやりした冷たさが、美味しさをより引き上げます。
美味しい!(実際に食べていただければ、その衝撃度がわかるかと思います)
いかがでしたでしょうか。
このようにコンビニで購入できる蒸しパンは、冷凍する事で美味しさが一段上がることがわかりました。最初は半信半疑でもあったのですが、実際に作ってみるとまさかの出来にびっくりです。(個人的には、セブンイレブンの北海道チーズ蒸しケーキにもびっくりしましたが…)
また、冷凍庫に入れるだけで作れるという手軽さも良いですよね。筆者の私も、これにはハマってしまいそうです。
皆さんも試してみては?
それでは次回のコンビニパン紹介もお楽しみに!
長橋 諒
今年はパンを毎日食べることを目標としています。