来週2月3日(水)は、節分ですね。
これに合わせ、各コンビニも節分ならではのパンを販売中です。
ということで、今回はその中の2つのパンをピックアップしてみました。
セブンイレブンとサークルKサンクスは、”鬼のパンツ”をイメージしたパンを発売しました。
ここで素朴な疑問が生まれます。
“パン”と“パンツ”をかけて作った駄洒落的なパンということはわかりますが、なぜ揃いも揃って、“鬼のパンツ”なのでしょうか。まさか私の知らないうちに、世間では鬼のパンツブームが巻き起こっているのでしょうか!?
取り乱しましたが一旦落ち着いて、今週もパンを独自の目線で採点・ご紹介をしていきます。
まずは、セブンイレブンの鬼のとら柄パンツのパン(税込130円)をご紹介。
1、見た目
パンツと言われれば、パンツ。ただ、パンツと言われなければパンツには見えないかもしれません。
パンツの件を除外すれば、ふんだんに降りかかったチョコレートソースがおいしさを引き立てているように感じました。
2、具材
チョコレートソースの他にパンには角砂糖がかかっており、まるでお菓子の家状態。
とはいえ、生地内にはクリームなどは入っていないため、バランスが取れているかとも思います。
3、個性
これに関しては、議論の必要がないと思われます。星3つ。
4、味
肝心の味です。
う〜ん…」という微妙な評価は、個性的なパンにありがちです。ただ、このパンは別物でした。ビスケット生地を使用しているため、思っていたよりもパンはサクサク。生地に切れ目を入れるというひと手間を加えて火通りをよくすることで、このような食感になったようです。まさかパンツの形にこんな効果があったとは…。思わず舌鼓を打ちました。
総合評価
「まるかじりすると福を呼ぶ」という恵方巻きのようなコピーには、思わず「こじつけすぎだろ」と口に出してしまったほどでした。
とはいえ、個性と味が比例するとは…。
「セブンイレブンさん、さすが」と言いたいところでもあります。ごちそうさまでした。
お次はこちら。
チョコ&バナナ風味ということで、異色感がにじみ出ております。
1、見た目
セブンイレブンのパンと同じように、パンツと言われれば、パンツに見えます。
ただこちらは、お尻の部分が盛り上がっており、パンツらしさがより強調されております。虎柄模様の再現度も高ポイント。
2、具材
開けてびっくり。
申し訳程度以上のクリームの少なさに、言葉を失ってしまったほどです。
とはいえ、判断を下すのはまだ早いですね。実際に食べてみて味のバランスをみてから考えましょう。
3、個性
こちらも前回と同様です。星3つ。
4、味
先ほどのセブンイレブンのパンは、いい意味で期待を裏切ってくれましたが、果たしてこちらはどうなのでしょうか。
一口かじると…。予想以上にバナナの味が口の中に広がり、思わず「なるほど」と言葉がでました。
ただ、肝心のお味なのですが、個性的なパンにありがちなお味でした…。生地は水気がなくモソモソしており、見た目で楽しむだけのパンになってしまっている感が否めません。少し残念。
また、食べる際にボロボロとチョコレートのコーティングが落ちてしまうこともマイナスポイント。
総合評価
中のクリームが少ないことは、許容範囲でもありました。(個性的なパンならではですね)
ただ、問題はそのお味。決してまずいということではないのですが、バナナ・チョコ・クリームとそれぞれの味が強調されすぎてバランスが悪くなっている気がします。低評価が重なってこちらの結果になりました。
さて、以上で“鬼のパンツ”の評価が出揃いました。
今週の一番おすすめは星2.5を獲得したこちらに決定です!
セブンイレブンより発売中の鬼のとら柄パンツのパン!
勝敗はこちらに落ち着きましたが、節分というイベントならではの個性的なパンでした。
次回のイベントの際に発売するパンが楽しみですね。
それでは次回のコンビニパン紹介もお楽しみに!