こんにちは。
普段は週刊誌取材や書籍編集をしているライターの木村悦子です。
今回は楽天市場でランキング1位になった低糖工房というお店のパンを紹介します。
日本最大級のネット通販サイト「楽天」。日本全国のお取り寄せグルメが集結し、ランキングでは多くのおいしいお取り寄せアイテムがしのぎを削っています。
そんな中で、「楽天取り寄せランキング」で1位になったことのある「糖質ゼロ・糖質オフのふすまパン」の存在を知りました。
糖質ゼロ・糖質制限といえば、ローソンのブランパンシリーズを思い出します。健康・美容への意識が高い人たちの間では今や定番商品となっているそうです。
コンビニでも100円ちょっとでおいしい糖質オフパンが買える今、わざわざお取り寄せをしてまで多くの人が食べたくなる糖質ゼロ・糖質オフのパン……気になりますよね!
さっそくお取り寄せしてレビューすることにしましょう。
個別包装になっているのが便利。包装はシンプルで質実剛健とした印象。
パンは楽天市場で販売されており、「低糖工房 ふすまパン」で検索するとページがヒットします。
数量は、1袋10本入りが最少。3袋30本入り、5袋50本入りなどもあります。
商品は、楽天でポチっと注文してから3日後に届きました。ショップサイトに「23時59分までに注文すれば翌々営業日以内に出荷致します」とあり、出荷元の大阪→東京なので妥当な日数です。
ちなみに段ボールで届けられましたが、なんとクール便。パンは冷凍状態でやってきたのです。
驚きましたが、パンは冷凍保存に向きますからね。そのまま冷凍室にINできるのは◎だと思います。
段ボールを開けると、パンは1個ずつ個別包装され、まとめて大きなビニール袋に入っていました。
パンはカチコチですが、こんがりいい色に焼けていてすでにおいしそう!
一つずつ微妙に形や焼き色が違います。食べる分だけ取り出せるのが便利。
さて実食です。
パンを2個取り出し、1個はそのまま、もう1個は1.5センチ厚さにスライスして、焼いてみることにします。
スライスバージョンのパンを焼きます。
ナイフで切るときに、強めの小麦の香りが漂ってきます。これがいわゆる“ふすま臭”というものですが、なかなか野性味があります。
オーブンレンジで焦げ目がつくまで焼き、ジャムとチューブ式バターの2パターンでいただきました。
味は……うまみが強めですがクセはありません。それより特徴的なのは食感や舌触り。
しっかり焼いたはずなのに、保水率が高めでしっとりとしています。
噛むと、湯葉を思わせるようなねっとり食感です。
パン自体に個性が強いのでサンドイッチやホットドッグなどの工夫をするより、ジャムやバターなどのシンプルな食べ方が合いそうです。
さて、切らずに丸ごと焼いたものは、手でちぎるとしっとりした断面が見えます。
口に入れると力強いうまみを感じさせます。
サクサク系ではなくしっとりとした気品あふれる食感が魅力。
マーマレードをのせて、デザート感覚でいただくのもおすすめ。
なるほど!とひざを打ちました。
人気の秘密がわかりました。
ひとつは、冷凍による保存期間の長さ。メーカーサイトによると、製造から約6か月はもつとのことです。
「最近ちょっと食べすぎだな」というときに備えて、冷凍室に常備しておくと、糖質過多・カロリー過多リセットによさそうです。
また、わたしは取り出してすぐにオーブンレンジで焼きましたが、室温での自然解凍でもおいしくいただけるとのこと。
夜寝る前に、朝食用に室温に戻しておく、といった使い方もできそうです。
それから、「健康にいいらしいけど、ニオイがちょっと……」と敬遠されることの多い“ふすま”ですが、しっかり焼けばそれほど気になりません。
むしろ、強めの小麦の風味といった感じでわたしはかなり好みです。
このおいしさで糖質オフとはなかなかの実力派ですね!
1個丸ごと焼いたもの。生地のもっちり感がいっそう引き立ちます。
低糖工房(リボン食品株式会社)
http://www.rakuten.co.jp/gourmet-de-ribbon/
大阪府大阪市淀川区三津屋南3-15-28
06-6838-1575
teitou@ribbonf.co.jp
低糖質のパン各種やケーキ、お総菜など
明治40年に日本初のマーガリンを製造した「リボン食品」(本社・大阪)という会社によるネットショップ。健康を意識した低糖質食品を瞬間冷凍し全国に発送している。低糖質の麺や大豆ミートなども人気商品である。
木村悦子
編集プロダクション「ミトシロ書房」主宰。『入りにくいけど素敵な店』執筆。雑誌や書籍の編集・執筆をベースにWEB媒体でも活動開始。炭水化物は好物だがパンは別格。
https://twitter.com/mitopub