ステキなパン屋さんを、イラストレーター・野々なずなさんのイラストとテキストで紹介するパンコラム!
第1回目は、吉祥寺の「ダンディゾン」です。
こんにちは。無類のパン好き、野々なずなです。
この度はパンのイラストと紹介を自由にさせていただけるとのことで、ワクワク!!
記念すべき第1回目は吉祥寺「ダンディゾン」をご紹介します。
食べログの「百名店 パン2018」にも選ばれるなど、話題のパン屋さん。
今年の3月に吉祥寺で個展「つながるパン展」を開いたのですが、その際、茶色いダンディゾンさんの紙袋を下げているお客様がたくさんいらっしゃいました。(吉祥寺で茶色い紙袋を見たらまずパン好きだと思って大丈夫です。)※個人の見解です
吉祥寺駅から徒歩8~10分ほど、モダンな建物にたどりつきました。大きな階段を下っていくと分厚い大きな木の扉が。
「ど、どうやってはいるの……」とうろたえていると、扉がゴゴゴ……とひらきました。
いざ、ダンディゾンに入ります
美しいディスプレイ。まるで美術館のよう
「美術館みたいだ……」
お店にはいると、ショーケースにキレイに陳列された美しいパンたちがお出迎え。
シミひとつない綺麗な白い装いの店員さん。ずらっと並ぶ食パンの数々。細かなところまでデザインされた、すごいパン屋さんです。
「すごい。とにかくすごい……」と思わず感動。こんなの初めて!
店員さんがパンをとってくれます
ダンディゾンは、自分でパンをとるのではなく、店員さんにパンを指定して取ってもらうスタイルです。
数々のパン屋さんを訪れた野々なずなでもなんだか緊張してしまいましたが、とても丁寧に対応してくださるので、じっくり選んで大丈夫ですよ。
パンを購入して店内を出ると、すぐに公園が。それ以外にも可愛らしいお店が並ぶ道がしばらく続きます。パン屋さんを訪れた時の“ほんわかした温かい気持ち”が外に出てからも続く、優しい気持ちになれるパン屋さんでした。
絶品のパンたち
今回、野々なずなが購入したのは、シガーショコラ、セザム、カノコノワール、ボッチ、フィシュの5種類です。
(フィシュは大きさの関係でイラストに載せられなかったのですが、豆乳で仕込んだオリジナルのバゲットで、甘くて香ばしさもあり、そのまま食べてもおいしかったです!)
■シガーショコラ
注文してからチョコレートガナッシュを挟んでもらうパンです。もちもち食感のパンと濃厚なガナッシュがたまりません!
■セザム
かわいいラブレター型のパン。中には黒ゴマ入りのクレームダマンドがはいっています。黒ゴマ好きさんにおすすめ。(※クレームダマンドとはパイやタルトなどによく詰められているクリームのこと)
■カノコノワール
名前もかわいいカノコノワールは、ポワポワ食感の生地の中に黒豆がたっぷり入っています。やさしい味にほっこり。
■ボッチ
スティックみたいな形が特徴的。かためのクラストにもっちり食感のクラム、ローストした落花生が入っています。チーズや生ハムなどと合わせて、ワインと一緒に食べるのがおすすめです。
無類のパン好き。
Instagramで大好きなパンのイラストを公開している。( @nazuna_nono )