母の日に比べてちょっと影が薄い父の日。みなさん贈り物はされましたか?
何をあげようかな……と悩んでしまう人も少なくないと思いますが、来年の父の日には「パンのプレゼント」なんていかがでしょうか。
最近では、父の日用のパンを販売しているところも多くあり、以前リコッタチーズ入りの「@生shokupan」をご紹介した高級パン専門店recette(ルセット)でも、父の日限定仕様のパンがあるのです!
高級パン・高級食パンブームもますます盛り上がる中、ギフトにぴったりの食パンをご紹介します。
recetteは「パンの価値を高める」というコンセプトを掲げる高級パン専門店です。
価格にとらわれず最高の味を追求していて、
・厳選したシンプルな素材
・旨みを引き出す20時間の長時間熟成
・空気清浄機やクラシック音楽など最高の環境
・クラムやクラストで異なった味が楽しめる、噛むほどにおいしいパン
と、一切の妥協なくこだわりぬいて作られているのが一番の特徴。
今回お取り寄せした「父の日限定@shokupan」は、recetteの看板商品である「@shokupan」がベースです。バターや卵などは一切使わず、北海道小麦、ミネラルウォーター、天然酵母、サトウキビ粗糖、伝統海塩と、とてもシンプルな材料で作られています。
“父の日仕様”では、どんなふうになっているのでしょうか?
到着!
recetteのパンは公式オンラインショップからお取り寄せができますが、今回の限定パンの発送日は父の日前日の6月16日(土)のみでした。来年のギフトに考えている人は、お父さんに渡すタイミングに合うかどうか要確認です!
さて、筆者の場合は父の日当日・17日の午前中にパンが到着。Rの文字がデザインされたダンボールを開けると、オリジナルメッセージカード付きでラッピングされた「@shokupan」が!
HAPPY FATHER’S DAY!
段ボールの内側にもデザインがほどこされており、こだわりがうかがえますね。
「父の日限定@shokupan」は1.5斤サイズ。早速パンを取り出してみると、焼き印で「thank you Father」のメッセージが! こちらは、手作業でひとつひとつ押されたものです。
焼き印でお父さんへのメッセージ
このパンを取り出したときに感じたことは、ずっしりとした重さと硬めの感触。個人的に高級食パンは“ふんわり系”と“しっかり系”に分かれる気がしますが、こちらは明らかに後者です。
焼きはさほど強くないタイプながら、小麦の香りがとても強く感じられて、良質の小麦粉を使っているのが分かります。
同封リーフレット
同封されていたリーフレットにおいしい食べ方の記載があったので見ていたところ、そこには「究極のトースト」の文字……ますます気になります。
よくよく読んでいると、最もおいしく感じるスライスの厚みは1.6センチだそう。(ミリ単位で指定されているこだわりに驚き!)
ちなみに、一般的な8枚切りが1.5センチなので、それよりほんのちょっと厚いくらいです。「高級食パン=厚切りがおすすめ」というイメージだったので、やや意外に感じました。
ぴったり1.6センチになったかどうかはわかりませんが、定規を見てイメージを掴んでから慎重にカットしていきます。クラムはキメが細かいというよりも、細かい気泡も入っていてとにかくしっかりとした生地という印象。
カット後は指示通りにこんがりとトーストし、もちろんバターもたっぷり乗せました。
ぱくりと口に入れると、想像よりずっと強い引きの強さにびっくり! さらに噛めば噛むほど粉の良い香りと旨みが広がり、「小麦を食べている~~」と感じられる食パンです。
引きの強いしっかりしたクラム!
食パンは食事と一緒に食べることも多いので、あまり強く主張しないイメージですが、recetteの「@shokupan」はシンプルな材料なのに強烈な旨みがあり、主役級の食パンといった感じです。
スープやおかずと一緒にもいただいてみましたが、個人的にはリーフレット通りの方法でバタートーストにした時がダントツでおいしく感じました。「究極のトースト」と謳うだけあります。
ちなみに「@shokupan」の賞味期限は製造日から5日間なので、その間はおいしくいただけますが、すぐに食べない場合は冷凍保存をするのがおすすめです。
自家製いちごのコンポートと一緒に
前回「@生shokupan」をお取り寄せしたときにも感じましたが、やはりrecetteのパンはハレの日のパン。特別な日に特別な時間を過ごせるパンでした。1.5斤で2,200円(税別)と食パンとしてはお値段が張りますが、その価値があるなあとますますファンになりました!
来年の父の日ギフトの候補に、最高級パンを加えてみてはいかがでしょうか?
■店舗名:ルセット
■ホームページ:http://www.recette.co.jp/index.html
■住所:〒154-0001 東京都世田谷区池尻2-4-5 IID内102・103
■電話番号:03-3418-0067
■メールアドレス:https://www.makeshop.jp/ssl/contact/
■代表的な商品:@shokupan
■お店紹介:日本初の最高級パン専門店として1999年世田谷にオープン。パンの価値を高めるというコンセプトを元にプレミアムな素材を使用してパンを製造している。現在は通販専門店として多くのファンを持つお取り寄せベーカリー。
橋本 まる
北関東在住のんびり田舎暮らし。カーテンを開ければ目の前は森、庭にはキジが歩いています。おいしいパンのためならどこへでも!のパン好きライター